おはようございます
あき野 由季です。
いつもありがとうございます。
青い空、新緑の緑、ツツジのじゅうたんが広がっているこの時期、コントラストが鮮やかですね!
街を歩いているだけでウキウキしてきます♡
今日は皆さまに、ご紹介したい建物があります。
(建築に興味のない方はスルーしてくださいね♡)
池袋にある『豊島区役所』です。
H27竣工、外観デザイン監修は「新国立競技場」の設計で有名な建築家『隈研吾さん』です。
まず、目を引くのが個性的な外観です。
区役所なのに、マンションっぽい。
マンションっぽいけど、ビルっぽい。
???
私も初めて行った時に、区役所は四角いビル!という先入観があったので、
ここが区役所?とびっくりしました。
上に伸びるタワー部分がマンションで、下の土台のような部分が区役所の公共施設になっています。
『日本初のマンション一体型本庁舎』です。
全方向からアプローチが可能なように、入り口は4カ所あります。そして1階から9階まで吹き抜けとなった「アトリウム」に誘導します。
そこは、自然採光と自然換気を取り入れた空間となっています。
外観は樹木の葉のようで、「エコヴェール」と呼ばれる太陽光発電パネル(741枚)、緑化パネルなどで構成されています。
一般のオフィスビルでは、夜になると明かりが消えてしまいますが、11階から49階に住居があることで、夜間も人間の体温を感じられる、ぬくもりのある建物となっています。
21世紀の建築のモデルとなる建物
区役所と住居とのつながり
建物と環境とのつながり
をこれからは意識して設計する時代となることでしょう。
街に溶け込む、樹木のような新庁舎
建築界でも『分離』から『統合』の流れがやってきたと強く感じました。
個人的には隈研吾さんの「新国立競技場」の完成が待ち遠しいです。
外壁に杉、屋根を支える構造に国産の唐松を使用するそうです。
国産の木材を使うことで輸送時に大量の二酸化炭素発生が抑えられます。
そして技術革新でコンクリートと同程度の耐火性を持つ木材を使用することで、大型の建築物を木造で作ることができる時代になりました。
木の庇(ひさし)を使ったり、庇の上には野草が植えられる……。
想像するだけでワクワクしてきますね! (*^^*)
新国立競技場、行きましょうね♡
ゆっきー🌹